コラム
更新日|2025年10月28日
食品工場の「見える化」を加速する大型タッチディスプレイ──現場で本当に役立つ使い方

はじめに:なぜ大型タッチディスプレイが注目されるのか
近年、工場現場では単に数値を表示するだけでなく「誰でもすぐ使えるインターフェース」が求められています。
大型のタッチディスプレイは、その名の通り大きな表示領域と直接操作できる可視化機能を兼ね備え、複数人が同時に情報を共有したいラインや、作業手順をその場で確認・記録したい工程に適しています。
食品工場では衛生管理やトレーサビリティが重要で、紙ベースの手順や時間遅れの情報共有が生産性や品質に影響します。
こうした課題に対し、4K表示や高精度タッチを持つ大型ディスプレイは、現場の情報伝達をスムーズにすると同時に、デジタル記録をその場で完了できる点が評価されています。
ライン現場での具体的な活用イメージ
朝の交代時、ANSHIの大画面が現場の「司令塔」になります。
左に前日の不良数や稼働率、右に当日の重点を表示し、誰でも一目で状況を把握できます。ANSHIはWindows内蔵でHDMI/USB/LAN等のポートが豊富なので、既存の監視カメラや現場PCを手早くつなげられ、特別なソフト無しで映像確認が可能です。
さらに Note(弊社オリジナルホワイトボードアプリ) を使えば、画面上で映像をスクリーンショット→その場で書き込み→保存・共有がワンアクションで完了。
口頭や紙より早く・正確に情報を伝えられ、初動対応が速くなります。

1.カメラ映像を大画面で手早く確認する
監視カメラの映像をANSHIに接続すれば、電源を入れて画面を切り替えるだけで該当箇所を即座に確認できます。離れたレーンの状況を一目で把握できるため、現場を行き来する回数を減らせます。
2.その場でスクリーンショットを取り、直接書き込む
映像から「ここ」と思ったフレームをNoteでスクリーンショットとして切り出し、矢印やメモを書き込んで保存・共有できます。口頭報告や紙のメモと違って、誰が見ても同じ箇所の情報が伝わるため、初動対応が速くなります。


現場導入で期待できる効果
導入によるメリットは次の三つに集約されます。
まず「情報共有の高速化」。大画面で複数人が同時に情報を見て判断できるため、伝達のロスが減ります。
次に「記録の電子化」。点検や記録をその場で入力すれば、ヒューマンエラーの低減とデータの即時活用が可能になります。
最後に「教育・トレーニングの効率化」。手順動画や手書き指導がそのまま現場で行え、教育時間の短縮と品質の均一化を促します。これらが合わさることで、歩留まり改善やクレーム抑制、生産効率向上といったライン改善の効果が期待できます。
まとめ
大型タッチディスプレイは単なる「大きなモニター」ではなく、現場の業務フローをデジタルでつなぎ直すためのプラットフォームです。食品工場においては見える化、点検のデジタル化、教育の効率化といった課題解決に直結します。
特にANSHIのように接続性が高く、現場で直感的に使える機能を備えた端末は、映像確認と簡易記録を現実的に運用に落とし込むための有力な選択肢です。導入を検討する際は、まずは現場で「映像を見て、スクショを取り、書き込む」運用を試し、実際に現場で使われるかを確認することをおすすめします。
監修|梅宮 萌里
製品サポート担当
ANSHI TOUCHの導入前ヒアリングから動作検証、運用開始後のトラブルシューティングまで一貫して担当。導入後のサポートを重視し、問題発生時には迅速かつ丁寧な対応で多くのお客様から厚い信頼をいただいています。お客様と直接コミュニケーションを取りながら、操作方法のレクチャーやソフトウェアアップデートの実行、リモートでのトラブル対応を行い、日々の業務を安心して進められる環境づくりに努めています。
