現在、あらゆる業務をデジタルへ移行させて効率化を目指すDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されていますが、その「デジタル化」の一環として、ビジネスシーンや教育現場でデジタルホワイトボードの導入が急速に進んでいます。
デジタルホワイトボードは、次世代のコミュニケーションデバイスとして今後のデジタル化社会において欠かすことのできないツールになっていくと言われていることから、導入を前向きに検討している企業や教育機関も多いのではないでしょうか?
デジタルホワイトボードには文字を画面に書き込む機能以外にも業務の効率化につながる便利な機能が多数搭載されています。
しかし、機種によって搭載されている機能が異なり、使用する目的に適した機能が搭載されていない場合、業務効率にも大きく影響してしまうことから、導入する際には慎重になって機種を選定する必要があります。
しかし、どのようにして選べばいいのかわからず、お困りの方も多いかもしれません。
そこで今回は、これからデジタルホワイトボードを企業や教育機関で導入したいという方に向けて、失敗しないデジタルホワイトボードの選び方のポイントをご紹介します。
目次
デジタルホワイトボードの活用例とは?
「電子ホワイトボード」「電子黒板」「インタラクティブホワイトボード」と呼ばれることがあるデジタルホワイトボードは、画面に文字を自由に書き込めるホワイトボード機能だけでなく、他にも様々な活用方法があります。
ビジネスシーンでは、主に会議室に設置して資料等のデータを共有する際にデジタルホワイトボードを活用するケースが多く、さらにインターネットに接続できる機種を選べば大画面でWeb会議を行うことも可能です。
教育現場では、文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」によってデジタル教科書などのデジタルコンテンツを取り入れたICT教育を行う際にデジタルホワイトボードを活用することが多く、さらに新型コロナウイルスの流行によって普及したオンライン授業にも取り入れることができます。
他にも業種によって様々な用途でデジタルホワイトボードが多用されており、例えばデジタルホワイトボードの機種によっては、CADデータの読み込みを行えることから、設計事務所などがCADで製作した図面を確認する際に活用しており、製造メーカーによっては、生産スケジュールや作業内容を現場と本部で共有する工程表をデジタルホワイトボードに表示するという活用をしています。
導入したことで社内コミュニーケーションの活性化や生産性向上が図られたりなど、
様々な課題を解決することができたという企業も多く、そうした企業ではデジタルホワイトボードを導入したことで業務の効率化につなげています。
デジタルホワイトボードの選び方のポイント
デジタルホワイトボードは、現在国内外の様々なメーカーから発売されています。
文字を書き込めるホワイトボード機能などの基本的な機能は、どの機種でも行うことが可能ですが、機種によって使える機能が一部異なることから、スペックを比較せず安易に導入してしまうと使用したい機能が搭載されていないなどの不都合が生じてしまいます。
特に、教育機関などで数十台をまとめて導入する場合は、じっくりと検討してから導入するようにしましょう。
どのように選べばいいのか分からないという方のために、デジタルホワイトボードの選び方ポイントをご紹介します。
1.使用用途に合わせて選ぶ
デジタルホワイトボードの導入を検討している企業や教育機関は、「大画面でWeb会議をしたい」、「デジタル教科書を使った授業を実施したい」などといった何かしらの目的があることと思います。
デジタルホワイトボードには様々な活用方法がありますが、使用する目的がある程度決まっている場合、使用用途に合わせて適している機種を選ぶことで、スムーズに選べるようになります。
例えば、デジタルホワイトボードでWeb会議を行いたい場合、機種によって使用できるWeb会議システムが限定されていることがあるため、「Zoom」や「Microsoft Teams」などのWeb会議システムを自由に選んで使用したい場合は、使用できるWeb会議システムが限定されていない機種を選ぶようにしましょう。
2.使用する場所の広さによって選ぶ
デジタルホワイトボードを選ぶ際に特に注意したいのがサイズ選びです。
導入する際には、使用する場所の広さに合わせたサイズを選ぶことでより快適に使用することができます。
メーカーによってはサイズが1種類のみしか無い場合もありますが、多くのメーカーでは複数のサイズ展開があり、設置予定の場所の広さに合わせて選ぶことができます。
10人程度の人数を収容できる会議室に設置したい場合は、65インチ前後のサイズを選ぶのがおすすめで、20人~30人ほどの収容人数が多めの会議室や学校の教室に設置したい場合は、75インチ以上のサイズを選ぶのがおすすめです。
3.搭載OSで選ぶ
デジタルホワイトボードには、機種によってWindowsやAndroidなどのOSが搭載されています。
OSが搭載されている機種ではパソコンやスマートフォンと同じようにブラウザを用いて閲覧したり、各種ソフトを使用したりすることができ、アプリをダウンロードして使用することも可能です。
ビジネスシーンで活用したい場合は、MicrosoftOffice等のソフトが使用できる、Windowsが搭載されている機種を選ぶのがおすすめです。
4.使用する端末との相性のよさで選ぶ
デジタルホワイトボードはパソコンやスマートフォン、タブレットなどの様々な外部デバイス(端末)と連携することができます。
ミラーリング機能が搭載されている機種ではデバイスの画面をデジタルホワイトボードに表示することができ、さらに相互間操作が搭載されている機種ではデジタルホワイトボードからデバイスを操作することが可能です。
デバイスと連携して使っていきたいという場合は、連携機能が充実している製品と相性の良い機種を選ぶのがおすすめです。
5.操作性の良さで選ぶ
デジタルホワイトボードはパソコンに比べると操作方法はシンプルですが、デジタル機器に疎い方だと慣れるまでに時間がかかる場合もあります。
幅広い年齢の方がいる場所に導入したい場合は、パソコンやスマートフォンとほとんど同じ操作を行うことができるWindowsやAndroid等のOSが搭載されている機種など、分かりやすい操作性で定評のある機種を選ぶのがおすすめです。
6.リース、レンタル可能な機種で選ぶ
デジタルホワイトボードは機能が充実しているほど価格も高くなる傾向にあるため、予算内に収められるか不安に感じる方も多いかもしれません。
そこでおすすめなのが、リース・レンタル契約をしてデジタルホワイトボードを導入する方法です。
多くのデジタルホワイトボードはリースやレンタルを行っており、購入しなくてもデジタルホワイトボードを企業や教育機関にローコストで導入できます。
また、リースやレンタルは購入を検討している方にもおすすめで、現場に導入して使用感をチェックしてから本機を購入することも可能です。
これからデジタルホワイトボードの導入を考えている方におすすめの製品
デジタルホワイトボードを導入する際に役立つ選び方のポイントをご紹介してきましたが、数多くの機種の中から1つに絞り切るのは中々難しいかもしれません。
そういったデジタルホワイトボードの導入を検討しているという企業や教育機関におすすめしたいのが、「ANSHI TOUCH(アンシータッチ)」という製品です。
「ANSHI TOUCH(アンシータッチ)」は、様々な機能を搭載したインタラクティブホワイトボードで、高いコストパフォーマンスを実現し、企業や教育機関などで異なるフローに合わせたカスタマイズ性があり、様々な用途で活用することができます。
先ほどの選び方のポイントの1つ目で、使用用途に合わせて選ぶといいとお伝えしましたが、「ANSHI TOUCH」は、様々なシーンで活用できるカスタマイズ性があり、Web会議から対面での会議、さらには研修や授業まで幅広いシーンで活用することが可能です。
選び方の2つ目のポイントで、使用する場所の広さに適したサイズを選ぶといいとお伝えしましたが、「ANSHI TOUCH」は65、75、86インチの3つのサイズ展開があり、設置する場所の広さに合わせて適したサイズを選ぶことができます。
選び方の3つ目のポイントで、OSが搭載されている機種を選ぶのがおすすめとお伝えしましたが、「ANSHI TOUCH」にはWindowsとAndroidの2つのOSを標準搭載しているという特徴があります。
それぞれのOSで使える様々な機能を使用することができ、両OSからダウンロードしたアプリを使用することが可能なので、業務の効率化も期待できます。
選び方の4つ目のポイントで、他社製品との相性がよい機種を選ぶのがおすすめとお伝えしましたが、「ANSHI TOUCH」にはパソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを簡単な設定で連携できる「ANSHI Share」というオリジナルのワイヤレス画面共有ソフトが搭載されています。
様々なデバイスの画面を「ANSHI TOUCH」にワイヤレスで表示することができ、連携できるデバイスの数は無制限のため、複数の端末を一度に表示したい場合や、成果物の比較をしたいときなどに大変便利なソフトとなっています。
選び方の5つ目のポイントで、操作性で定評のある機種を選ぶのがおすすめとお伝えしましたが、「ANSHI TOUCH」は前述した通りWindowsとAndroidの2つのOSが搭載されており、2つのOSを簡単に切り替えられることから、操作に慣れている方のOSを選ぶことで、すぐに使いこなせるようになります。
また、コールセンターや営業マンの2方向でのサポートの対応や研修プランも行っているので、操作方法が分からないときでも安心です。
選び方の最後のポイントでは、リース、レンタルならコストをかけずにデジタルホワイトボードを導入できるとお伝えしましたが、「ANSHI TOUCH」はリースにも対応しており、月額20,000円からリースをすることが可能です。
様々な業種や現場で活用できる「ANSHI TOUCH」の導入をこの機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
製品スペックの詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
今回は、失敗しないデジタルホワイトボードの選び方のポイントについてご紹介しました。
デジタルホワイトボードは一見どの機種も同じようにみえますが、機種によって搭載されている機能が異なることから機種のスペックもしっかり確認するようにし、使いたい機能が搭載されているか何度もチェックするようにしましょう。
導入後に後悔しないためにも、デジタルホワイトボードを導入する際には、今回紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。