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  • コラム

2026年4月16日

工場・製造現場で電子黒板を活かす方法 OSレスから始めるステップアップ活用ガイド

工場・製造現場で電子黒板を活かす方法
OSレスから始めるステップアップ活用ガイド

「電子黒板を導入したいが、社内のネットワーク制限やアカウント管理の問題で踏み出せない」という声が製造業の現場では多く聞かれます。本記事では、工場・製造現場特有の制約を踏まえたうえで、無理なく始められる導入ステップと、使い慣れた先に広がる活用例を紹介します。

この記事のポイント

  • 工場現場のネットワーク制限・アカウント制約でもすぐに使い始められる
  • 持ち込みPCをつなぐだけで、図面・工程管理・テレビ会議を大画面共有できる
  • スマホ・タブレットからの無線ミラーリングで現場の情報をその場で共有できる
  • 使い慣れたタイミングでWindowsモデルへのステップアップも可能

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工場・製造現場が抱えるIT導入の壁

製造現場に新しいデジタル機器を導入しようとすると、必ずといっていいほど壁にぶつかります。

ひとつはネットワーク接続の制限です。工場のセキュリティポリシーによっては、製造ラインや管理システムへの不正アクセスを防ぐために、特定の機器はネットワークに接続できないルールになっている場合があります。

もうひとつはアカウント管理の制約です。Microsoft 365などのライセンスは社員一人ひとりに付与されるため、共有機器用のアカウントを新たに作成できない会社も少なくありません。

こうした制約があると、多くのデジタル機器は「設定できないから使えない」という判断になりがちです。しかしANSHI TOUCH AURAのOSレスモデルであれば、こうした制約に関係なく、導入初日から使い始めることができます。

section 02

まずOSレスモデルから始める

OSレスモデルの使い方はシンプルです。手持ちのPCをType-Cケーブル1本で接続するだけで、PCの画面が大画面に映し出されます。ネットワーク接続も、専用アカウントも、複雑な設定も必要ありません。

OSレスとはOS(基本ソフト)を本体に内蔵しない構造のことです。ANSHI TOUCH AURAの分離型構造では、PCは手持ちのものをそのまま使用できます。これが工場・製造現場の運用と相性が良い理由のひとつです。

工場の現場では、こんな使い方から始まります。

1
工程管理表の大画面共有 Excelで管理している工程管理表や生産計画を、ミーティング室の大画面に映して全員で確認。参加者全員が同じ画面を見ながら議論できます。
2
CAD図面の共同確認・操作 設計担当者が持ち込んだPCのCADソフトを大画面に表示。タッチ操作やペンで直接書き込みながら、その場で修正箇所を全員で確認できます。
3
テレビ会議の大画面化 各工場のPCに入っている会議ツールをそのまま大画面に接続。トラブル発生時に遠隔地とすぐに映像会議を立ち上げ、現場の状況をリアルタイムで共有できます。

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使い慣れたら、Windowsモデルへステップアップ

OSレスモデルで使い慣れてきたタイミングで、次のステップが見えてきます。ANSHI TOUCH AURAはPCモジュールを追加することでWindowsモデルとして拡張でき、持ち込みPCなしで同じことができるようになります。

Windowsモデルになると、製造現場ならではの活用が広がります。

無線ミラーリングでリアルタイム共有

現場で不良が発生したとき、スマホやタブレットでその場を撮影してAURAに無線投影。ケーブル不要で、撮影した画像をすぐに全員の目の前に映し出せます。
映し出した画像にその場でペンで書き込み、改善策や修正点を全員で議論。書き込んだ内容はそのまま保存・共有できます。
複数人が自分のPC・スマホ・タブレットの画面をAURAに順番に映すことも可能。会議の流れに合わせて柔軟に切り替えられます。
1
不良品対応のホワイトボード活用 不良が発生した際、その写真をホワイトボードアプリに貼り付けてペンで書き込みながら修正点や原因を全員で確認。図面ソフトなど他のツールとの併用もできるため、状況に合わせた使い方が可能です。資料はそのまま保存・共有できます。
2
アナログホワイトボードのデジタル化 スケジュールや工程表など、背景が印刷されたアナログホワイトボードを使っている現場では、同じ背景をデジタルで再現してAURAに移行できます。
3
来客・取引先へのプレゼン 来客時に図面や製造工程をその場で大画面表示。デジタル化された製造現場として、取引先からの信頼向上にもつながります。
4
音声認識による朝礼のテキスト表示 朝礼の際、話者の言葉をリアルタイムでテキスト化してAURAに表示する活用法もあります。耳の聞こえにくいスタッフにも情報が届く、平等で優しい現場環境を実現した企業があります。

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導入前に確認しておきたいチェックリスト

設置場所にType-Cポートを持つPCが存在するか(OSレスモデルの場合)
壁掛けか、スタンド設置か(電動昇降スタンド・キャスター付きスタンドを選択可能)
最初はOSレスで十分か、最初からWindowsモデルが必要か
セキュリティポリシー上、ネットワーク接続が必要な用途があるか
複数拠点への展開を想定しているか

導入のご相談・資料請求はこちら

設置環境に合ったモデル選びをサポートします。お気軽にお問い合わせください。

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よくある質問

Q ホワイトボードアプリは何ページまで使えますか?

A99ページまで使用可能です。図面や資料を複数ページにわたってまとめておくことができます。

Q テレビ会議中に、相手側も画面を操作・書き込みすることはできますか?

A可能です。テレビ会議ツールの機能を使うことで、遠隔地からも操作・書き込みができます。

Q 図面ソフトなど他のツールとホワイトボードアプリの併用はできますか?

Aはい、できます。用途に合わせてツールを切り替えながら使うことが可能です。

Q OSレスモデルからWindowsモデルへ後から変更できますか?

Aはい。OSレスモデルにPCモジュールを追加することでWindowsモデルにアップグレードできます。まずOSレスで使い始めて、必要になったタイミングで拡張する使い方を推奨しています。

Q 65型と86型、どちらを選べばよいですか?

A設置スペースと参加人数によって異なります。お気軽にご相談ください。最適なサイズをご提案します。

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まとめ

工場・製造現場での電子黒板導入は、「設定が大変そう」「うまく使いこなせないかもしれない」という不安から一歩踏み出せないケースが多くあります。

ANSHI TOUCH AURAのOSレスモデルは、ネットワーク接続もアカウント登録も不要で、手持ちのPCをつなぐだけで使い始められます。まず使ってみることが、現場のデジタル化への一番確実な第一歩です。

使い慣れてきたタイミングでWindowsモデルへのステップアップも可能です。いきなりすべてを変える必要はありません。現場のペースで、着実に進めていける。それがANSHI TOUCH AURAの分離型構造が持つ、最大の強みのひとつです。

梅宮

監修

梅宮 萌里

製品サポート担当|ANSHI JAPAN株式会社

ANSHI TOUCHの導入前ヒアリングから動作検証、運用開始後のサポートまで一貫して担当。導入後の活用提案を重視し、お客様と直接コミュニケーションを取りながら日々の業務を安心して進められる環境づくりに努めています。

監修|梅宮 萌里

製品サポート担当

ANSHI TOUCHの導入前ヒアリングから動作検証、運用開始後のトラブルシューティングまで一貫して担当。導入後のサポートを重視し、問題発生時には迅速かつ丁寧な対応で多くのお客様から厚い信頼をいただいています。お客様と直接コミュニケーションを取りながら、操作方法のレクチャーやソフトウェアアップデートの実行、リモートでのトラブル対応を行い、日々の業務を安心して進められる環境づくりに努めています。