デジタルホワイトボードを導入した授業での活用事例

デジタルホワイトボードを導入した授業での活用事例

子ども達の多様な創造性を育む教育をしていけるように取り組んで行く「GIGAスクール構想」は、新型コロナウイルスの流行に伴い、現在、全国の学校で急速に整備が進められており、既に多くの学校では一人ひとりにタブレット端末が配布され、情報通信技術(ICT)を活用した学習を導入している学校が増えています。

ICTを活用した授業を導入する上で、特に必要となるのが「デジタルホワイトボード(電子黒板)」です。

デジタルホワイトボードは、黒板のように使えるだけでなく、生徒が使用する端末と連携することができ、デジタルホワイトボードを教室内に設置することで、より効率的にICT教育を取り入れた授業を行えるようになります。

そこで今回は、デジタルホワイトボードを既に導入している学校で、現在どのような授業や指導が行われているのか、活用事例と共にご紹介していきます。

ICTを活用した教育を行っていくには?

GIGAスクール構想の実現化には、校内のネットワークの整備や学習ツールのクラウド化など様々な課題がありますが、特に重要になるのが教員のICT活用指導力の向上です。

ICT教育は、これまでの指導方法と大きく異なるため、子ども達がICTを活用して効率的に学べる環境を作るには、教員もICTを取り入れた指導をする能力を身に着けておく必要があります。

ICTを活用した指導方法が分からないという教員の方におすすめなのが、研修への参加です。

最近では、コンピューターなどの端末を使った指導に慣れていない教員を対象にした研修が行われており、研修に参加することでICT教育の指導力を向上することができます。

2024年にはデジタル教科書の本格稼働が予定されており、今後は各教室にデジタルホワイトボードの設置が必要不可欠となってくるため、デジタルホワイトボードをまだ導入していない学校は早めに準備を始めるようにしましょう。

デジタルホワイトボードを使った授業の指導方法と活用事例

ICT教育を行うことで、個々に最適化された学習環境の実現、学習の効率化、生徒のITリテラシーの習得・向上など様々なメリットを得ることができます。

既にICT教育をスタートしている学校では、教員が教材を提示する際にデジタルホワイトボードを活用しており、画像や音声、動画を取り入れた授業を始め、様々な学習シーンで、デジタルホワイトボードが活躍しています。

これからデジタルホワイトボードを使った授業を始めていく予定の教員の方々へ、デジタルホワイトボードを使ったICT教育の指導方法を活用事例と共にご紹介します。

1.平均の学習とその活用(算数科)

大阪の小学校では、算数の平均の学習の際にデジタルホワイトボードを活用した授業を実施しています。

授業では、違う高さの積み木を同じ高さに積み直す様子を、実物投影機を用いてシミュレーションをしながらデジタルホワイトボードに提示し、生徒に平均の意味を視覚的に分かりやすく理解させるようにしています。

2.国際交流授業(英語)

和歌山の中学校では、英語の授業の一環でテレビ会議システムを用いて、海外の学校の生徒と英語で交流を行う授業を実施しています。

グループごとに資料を用いて日本文化を英語で発表し、海外の生徒との交流を通じて情報を主体的に収集・発信する力と英語によるコミュニケーション能力を向上させます。

大画面のデジタルホワイトボードを使用して、海外の生徒のリモート映像を映し出すことで臨場感のある国際交流を行うことができ、海外の生徒の表情もはっきりと見えるため、よりスムーズに学習を進めることができました。

3.衣服の手入れと補修(技術・家庭科)

宮古島の中学校で行われている技術・家庭科の授業では、裁縫の基本技術のひとつであるまつり縫いのやり方を説明する際に、デジタルホワイトボードを活用しています。

実物投影機を使い、教員がまつり縫いをしている手元の様子をデジタルホワイトボードに映し出すことで、生徒に分かりやすく伝えることができるだけでなく、リアルタイムでモニターに映し出せるので縫い方のポイントやコツなどもすぐに説明することができます。

まつり縫いは裁縫に慣れていない生徒には複雑でつまずきやすいものの、デジタルホワイトボードで繰り返し説明することにより、短時間で多くの生徒が技能を向上させることができました。

4.東南アジアの国の名前の由来を調べる(社会科)

和歌山の中学校では、生徒が班ごとにタブレットを使用して東南アジアの国名の由来を調べる過程で、インターネット上にある様々な情報から信頼性や信憑性を吟味させ、必要な情報を主体的に収集・判断する能力を養う授業を行いました。

さらに、調べたことを班ごとにデジタルホワイトボードを使って発表することで、情報を発信する能力も伸ばすことができました。

5.伝記を読んで自分の生き方を考えよう(国語科)

大阪の小学校では、読んだ伝記について発表する国語の授業で、デジタルホワイトボードを活用しています。

生徒は選んだ伝記を読み、人物の生き方や考え方についてのプレゼンテーション資料を、タブレットを使って制作します。

タブレットで画像や音声、動画を用いた資料をすべて自分で作り上げることで、表現力を高め、よりよいプレゼンテーションになることを学びました。

作成した資料は、デジタルホワイトボードで発表・共有し、それぞれの表現の仕方について意見交換することで、考えを深めることができました。

6.ようこそわたしたちの町へ(国語)

山形県の小学校では国語の授業の一環で、地元の良さを伝えるパンフレットを制作することになり、配布したタブレットを自宅に持ち帰り、各自で制作作業を行いました。

学習意欲をさらに高めるため、完成したパンフレットはデジタルホワイトボードを使って発表し、発表後はそれぞれが制作したパンフレットの感想を話し合い、情報を共有しました。

7.大昔のくらし(社会科)

石川県の小学校では、社会科の弥生時代の授業でデジタルホワイトボードを活用しています。

生徒はペアになって弥生時代の服装や持ち物、建物などについて調べる学習を行い、タブレットを使って資料を拡大しながら当時の暮らしについて話し合いながら調べていきます。

各自で調べた内容はデジタルホワイトボードで発表し、全体に向けて発表することで、学習内容への理解をさらに深め、表現力や発信力を向上させることができました。

8.夏休みの出来事の発表(国語)

広島の小学校では、夏休み中に起こった出来事を発表する際にデジタルホワイトボードを活用しています。

生徒はペアになって、タブレットのアプリケーションで互いに聞きたいことを書き込み、それを参考にして発表するスピーチの内容や構成を考えていきます。

そして、デジタルホワイトボードを使い、夏休みの出来事を順番に発表していきました。

夏休みの出来事をクラス全体で紹介し合うことでコミュニケーション能力が向上し、さらにタブレットで構成を作っていくことで情報を収集・判断しまとめる能力を伸ばすことができました。

授業におすすめのデジタルホワイトボード

デジタルホワイトボードを使った授業の指導事例をいくつかご紹介してきましたが、こうした事例を見ていくことで、どのように活用していけばいいのかイメージを掴めてきたかもしれません。

これからデジタルホワイトボードの導入を検討しているという学校におすすめしたいのが、「ANSHI TOUCH(アンシータッチ)」と呼ばれる製品です。

「ANSHI TOUCH」は、様々な機能を搭載したインタラクティブホワイトボードで、様々な教科の授業で活用することができるほか、インターネットに接続して、世界中の学校とWebミーティングを行うことも可能です。

学校で導入するデジタルホワイトボードを選ぶ際には、様々なアプリを使用できるOSが搭載されているタイプを選ぶのがおすすめで「ANSHI TOUCH」にはWindowsとAndroid2つのOSが標準搭載されているので、両OSからダウンロードしたアプリも使用することができます。

「ANSHI TOUCH」の本体側面には、PCユニットが内蔵されているのでパソコンと接続する必要がなく、ケーブル配線が電源ケーブルのみであるため、生徒がケーブルにうっかり足をひっかけてしまう恐れもなくなり、怪我や機器破損のリスクをなくせます。

授業に活用できるオリジナルアプリをプリインストール!

「ANSHI TOUCH」には「Note」「ANSHI Share」という2つのアプリがプリインストールされています。

「Note」というアプリでは、専用のペンを使って画面に文字やイラストを書き込むことができます。

書き込む際にペンの種類や、色、太さを自由に切り替えることができるため、授業の際に重要なポイントなどを色や太さを変えて書き込むことで、アナログの黒板よりも生徒により分かりやすく伝えられるようになります。

さらに生徒がタブレットで作成した資料を発表する際に便利な機能が「ANSHI Share」というワイヤレス画面共有ソフトです。

このオリジナルアプリでは、パソコンやタブレット、スマートフォン等の画面を「ANSHI TOUCH」にワイヤレスで表示させることが可能で、最大6台分の端末を簡単な操作で一度に表示させることができるため、グループワークや発表をする際に大変便利で、学習の質が向上します。

選べるディスプレイサイズ!

「ANSHI TOUCH」のディスプレイは、55、65、75、86インチの4つのサイズ展開があり、教室の広さに合わせて適したサイズを選ぶことができます。

また、「ANSHI TOUCH」は4K解像度パネルを採用しているほか、太陽光や蛍光灯などの光源が多い環境でも綺麗に画面を見ることができる「アンチグレアパネル」を採用しているので、くっきりと見やすいだけでなく、日が差し込む教室でも画面の反射で見にくくなってしまうことがありません。

さらに「ANSHI TOUCH」はモース硬度7に匹敵する硬度の強化ガラスを採用しています。

モース硬度とは鉱物の硬さを表す尺度で、鉱物同士をこすり合わせた時、数値が高いほど傷がつきにくいことを表しています。

一般的なガラスはモース硬度で表すと6.5程度で、7より低い場合は砂埃などが付着して拭いた場合、表面に傷がつきやすくなりますが、モース硬度7は水晶レベルで表面に傷がつきにくくなっており、簡単には破損しにくい仕様になっていることから、通常の使用であれば破損の心配なく長期的に使用することが可能です。

「ANSHI TOUCH」を導入することで視覚的なわかりやすさや、グループワークのしやすさが格段に上がり、生徒の理解度や学習意欲の向上につながる授業を行えるようになります。

まだデジタルホワイトボードを導入していない学校は、ぜひ「ANSHI TOUCH」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、デジタルホワイトボードを効果的に活用した授業の事例についてご紹介しました。

ICTを活用した授業は、従来の授業とは大きく指導方法が異なるため、慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、今回紹介した活用事例を参考にしてICTを様々な教科の授業に取り入れてみてはいかがでしょうか。

Related関連記事