近年、デジタル社会の必須ツールとして「電子黒板」が注目を集めています。
電子黒板は画面に直接書き込みを行えるだけでなく、アナログの黒板にはなかったインタラクティブな機能が数多く搭載されており、様々な用途で活用することができます。
汎用性が高い電子黒板を使いこなすことであらゆる業務や学びの効率化が期待できますが、
どのように使っていけばいいのかよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電子黒板の主な活用事例をご紹介します。
電子黒板の活用事例は種類が多い
電子黒板は「インタラクティブホワイトボード」と呼ばれていることもある通り、パソコンやスマートフォンのように様々な機能が搭載されており、使いこなして活用すると、業務を大幅に効率化することができます。
企業では主に会議の際に活用されることが多いですが、他にも業種によって様々な用途で多用されています。電子黒板を導入して業務効率化を実現している企業は少なくありません。
そうした便利な電子黒板の活用事例を見ていくことで、今後、自社で導入する際の参考になるかもしれません。
そこで、電子黒板で行うことができる主な活用事例についてご紹介しましょう。
1.Web会議にも使える電子黒板
電子黒板はインターネットにつなぐことで、Web会議を行うことができます。
Web会議はパソコンやスマートフォンなど様々なデバイスから参加できますが、大画面の電子黒板では相手の表情をはっきりと確認できるので遠隔地との意思疎通がスムーズに行えるようになり、臨場感のあるWeb会議を実施可能です。
電子黒板の機種によっては使用できるWeb会議システムが限定されていることもあるため、
Web会議を行うことを目的に電子黒板を導入する場合は、使用したいWeb会議システムが対応しているか確認するようにしましょう。
関連記事:デジタルホワイトボードでWeb会議を行うメリット&おすすめWeb会議アプリ
2.電子黒板で議事録の作成ができる!
電子黒板にはタッチパネルが搭載されており、専用のペンや指を使い、画面に直接書き込みを行うことができます。
画面に書き込んだデータはPDFなどの形式で保存できることから、会議中に書き込みした内容を保存して会議の議事録として活用することが可能です。
3.社員教育・研修も電子黒板でなら濃い内容もスムーズ
電子黒板には資料のデータや動画を再生する機能が備わっていることから、セミナーや研修などの場でも活用することができます。
最近では、電子黒板を活用して社員教育を行う企業も増えており、新入社員に向けたビジネスマナー研修や、若手社員に向けた基礎スキル向上研修など、様々なカリキュラムで電子黒板が活躍しています。
さらにWeb会議システムを併用することで、テレワークで在宅の社員に向けても教育を行うことが可能です。
4.電子黒板は優秀なプレゼンテーションツール
電子黒板は画面のスライドを指1本で簡単に行えることから、プレゼンテーションを行うツールとして非常に優秀です。
資料を使って説明する際には電子黒板でスムーズにスライドさせながら表示することが可能で、プロジェクターを使用するよりも快適にプレゼンを行うことができます。
また、電子黒板はプロジェクターよりも画面が鮮明で解像度も高いことから、図面や文字もはっきりと表示することができ、躍動感のあるプレゼンテーションを実施することが可能です。
関連記事:デジタルホワイトボードを使ってプレゼンを行う方法!おすすめソフトもご紹介
5.電子黒板ならデザインや図面のチェックも精度大幅アップ!
電子黒板のサイズは60インチから80インチほどあり、企業や学校に設置されているホワイトボードと同等のサイズ感となっています。
そのため、パソコンでは確認しにくいディティールも電子黒板ならハッキリと表示できることから、作成したデザインを拡大して確認したり、全体的なバランスをチェックしたりする場合に活用することができます。
デザインだけではなく、細かい図面の確認も遠隔地とやりとりできるので、時短や品質管理にも大いに役立ちます。
関連記事:業種別!デジタルホワイトボードの活用事例
6.工程表として活用度の高い電子黒板
いくつかの拠点がある企業では電子黒板を工程表の表示ツールとして活用しています。
Web会議システムなどを活用し、工程表を表示した電子黒板を各拠点に設置することで、スケジュールや作業内容を共有することができます。
インターネットに常時接続しておくことで、情報が更新されると即座に全ての拠点にある電子黒板にスケジュールや作業内容が反映されることから、従業員が自分の業務を把握しやすくなり、作業の効率化を図ることができます。
7.電子黒板はデジタルサイネージの表示ツールにもなる
電子黒板は大画面という特性を活かして、ディスプレイに情報を表示して発信を行う「デジタルサイネージ」の表示ツールとして活用することができます。
電子黒板を使ったデジタルサイネージは従来のポスターや看板を使った広告媒体よりもローコストで多くの情報を発信することができ、さらにインターネットに接続することで離れた場所からコンテンツを更新することも可能です。
関連記事:低コストで導入できる!デジタルホワイトボードを使ってデジタルサイネージを導入する方法
8.電子黒板で書画カメラの映像を投写すれば学習効率が向上
電子黒板は書画カメラ(実物投影機)と接続することができ、書画カメラで撮影した映像を電子黒板にリアルタイムで映し出すことができます。
大画面で表示できるので教室の後方の席からでもはっきりと見ることができ、教育現場以外の場所でも書道などの習い事やネイリスト等の資格講座などでも取り入れることができます。
9.オンライン授業に大活躍の電子黒板
電子黒板は対面での授業に活躍するだけでなく、オンライン授業にも使用することができます。
近年は、対面授業に遠隔地とのコミュニケーションを組み合わせたインタラクティブな授業を行う学校が増えていますが、電子黒板を活用することでお互いの映像を電子黒板の画面に映し出し、双方向でコミュニケーションを取りながら進行できるようになります。また、遠隔地の生徒とのグループワークも可能にしてくれます。
このような授業を行う場合は、電子黒板を2台設置し、1台は資料や教科書を表示し、もう1台をオンラインの生徒とやり取りを行うツールとして使用することでよりスマートな授業を展開できます。
関連記事:電子黒板(デジタルホワイトボード)で授業を効率化する方法は?電子黒板の使い方を徹底解説!
電子黒板の導入を検討中の企業や教育現場におすすめの製品
電子黒板の様々な活用事例をご紹介してきましたが、便利な活用方法を知ることで導入を前向きに検討したくなったのではないでしょうか。
これから電子黒板を導入したいと検討している企業や教育現場におすすめしたいのが、「ANSHI TOUCH(アンシータッチ)」という製品です。
「ANSHI TOUCH」は、様々な機能を搭載した電子黒板で、高いコストパフォーマンスを実現し、企業や教育機関などで異なるフローに合わせたカスタマイズ性があり、様々な用途で活用することができます。
電子黒板をビジネスシーンや学校の授業で取り入れるには、使用したいソフトやアプリに対応しているOSが搭載された機種を選ぶ必要があります。「ANSHI TOUCH」にはWindowsとAndroid、2つのOSが標準搭載されていることから、Windowsで動作するMicrosoftOfficeやWEB会議システムなどのソフトや両OSからダウンロードした様々なアプリを使用することができます。
2つのオリジナルアプリがプリインストール済み!
「ANSHI TOUCH」には「Note」「ANSHI Share」という2つのオリジナルアプリがプリインストールされています。
「Note」というアプリには、「デジタルホワイトボード機能」と「デスクトップモード」の2つの機能が搭載されています。
ホワイトボード機能では、専用ペンや指を使って画面に書き込むことができ、ペンの種類や色、太さを簡単に切り替え可能です。
例えば、授業の際に重要なポイントなどを色や太さを変えて書き込むことで、アナログの黒板よりも児童・生徒により分かりやすく伝えられるようになります。
「デスクトップモード」は、ディスプレイ画面をWindowsに切り替えることができる機能で、Windows上で表示させたあらゆる画面に自由に書き込むことができます。
さらに、インターネット検索で調べた画像などを切り出してホワイトボード機能に貼り付けることも可能です。
「ANSHI Share」というワイヤレス画面共有ソフトでは、生徒の端末画面をワイヤレスで連携し「ANSHI TOUCH」の画面に表示させることができます。
連携できる台数は無制限なので、教室にいる全員の生徒の端末画面を一度に表示して比較したいときにも大変便利です。
ANSHI TOUCHのオリジナルアプリについて詳しくはこちらをご覧ください。
PCユニット内蔵の電子黒板なら配線いらず
通常、パソコン内にあるデータを電子黒板で表示するには、パソコンを接続する必要があります。学校などでパソコンをケーブル接続すると、生徒がケーブルに足をひっかけて事故につながる恐れがあります。
しかし、「ANSHI TOUCH」にはPCユニットが内蔵されているのでパソコンをケーブル接続する必要がなくなってスマートになるうえ、安全面のリスクをなくすことができます。
高解像度ディスプレイにも注目!
「ANSHI TOUCH」は、65、75、86インチの3つのサイズ展開があり、設置するスペースに合わせて選ぶことができます。
ディスプレイにも多くのこだわりがあり、パネルにはフルHD液晶の4倍の高解像度である4Kを採用しており、図面や小さい文字も鮮明に表示することが可能です。
さらに、パネルには太陽光や蛍光灯などの光源が多い環境でも綺麗に画面を見ることができる「アンチグレアパネル」を採用しているので、仮に画面に光が当たっても問題なく利用できます。
このように「ANSHI TOUCH」はあらゆるシーンの使用に適しています。様々な機能が充実した「ANSHI TOUCH」を取り入れることで、業務効率化を図ると共に生産性の向上が期待できます。
電子黒板を導入するならぜひ、「ANSHI TOUCH」を選んでみてはいかがでしょうか?
製品スペックの詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
今回は、電子黒板の主な活用事例をご紹介しました。
電子黒板があればビジネスシーンや教育現場での業務がこれまで以上に活性化し、さらにインターネットに繋ぐことでWeb会議や遠隔地との情報共有が行えるようになり、より業務効率を高めることができます。
みなさんもぜひ、今回紹介した活用事例を参考にして、電子黒板を取り入れてみてはいかがでしょうか?